処遇改善の実施状況 2020年度

1,キャリアパスのための取り組み

①動画を用いた研修

当事業所では、毎月、動画を活用した内部研修を行っています。

日々の業務の中で”知らないこと”、”疑問に思うこと”、”詳しく知りたいこと”等を意見交換しながら、欲しい情報が得られる研修に取り組んでいます。

研修になりそうな動画素材をYouTube等から探し、医師や行政書士等の専門家、行政がアップしているもの等を活用し、信用できる情報かどうか判断しています。


②資格取得のための機会の確保

ガイドヘルパーや介護初任者研修等、介護技術、障がいへの対応力を身に付けられるような研修情報を適宜職員に提供しています…

さらに、研修参加費のうち、半額を法人が負担します。

しかしながら、今年度はコロナ禍の影響もあり、参加希望者はなく、研修への参加、資格取得には結びついておりません。


2,職場環境・処遇の改善

①コミュニケーションの機会

次に、当事業所では、業務開始前のミーティングや月末の職員会議以外にも機会を設けています。

■軽食を交えた懇親会。

■業務終了後の雑談等。

これらの中で、業務への向き合い方、疑問点、改善点等の意見を聞く機会を作っています。

また、雑談の中でも改善や工夫が必要となれば、こまめな配置転換、業務手順の見直し等を行っています。

さすがに、コロナ禍なので、軽食はありませんが、これまでは年に数回設けてきました。


②有給休暇取得率… 高いと思います。

次に、当事業所では、全事業所において、職員が希望する日程で有給休暇を取得できるよう、シフト会議において、希望日を申告する仕組みを設けています。

気兼ねなく、休暇取得できるよう、またサービスの質が低下しないよう工夫しています。とはいえ、責任感から取得の少ない職員が多いように感じます。(施設長)


③業務手順や健康管理について

■マニュアルの整備

業務手順の共有、質の安定化、新人への分かりやすい仕組みとして、イラストや写真を多彩に活用したマニュアルの整備。

■動画マニュアルの整備

YouTubeの限定配信により、作業手順を撮影、編集したものを閲覧できるようにしています。

■年に一度の健康診断、インフルエンザワクチンの接種等、費用を法人負担。

■喫煙所の屋外設置。(利用者も職員も愛煙家はいるんですよね(*_*;


3,その他

①障がいのあるスタッフ

当事業所では、施設長を始め、身体障害者手帳を持たれているスタッフがいます。

しかも長年働いています。

業務負担の軽減、適正にあった業務、障がい特性への配慮等、職員同士で意見交換をしながら、必要な配慮を行いつつ、より効果的に能力を発揮できるよう取り組んでいます。